2008年03月05日

[英訳版コミック] “FULLMETAL ALCHEMIST”(「鋼の錬金術師」英語版)第2巻より:"You're all picking on me!" (いじめだー!!)

fullmetal_02_edo01.JPGスカーとの初対決で機械鎧である右腕を破壊されたエドワード。
両腕で円を作ることができないのでこのままでは錬金術が使えません。やはりダメージを負ったアルフォンスを直すためにもまず機械鎧の修理が必要なのですが、この状態のエドを見て、ホークアイ中尉が、

"Right..." (「そうよねえ……」)

と呟きます。
"right"は名詞や形容詞として非常に多くの意味を持っていますが、口語では単独でしばしばこのような使われ方されます。

1. 文頭に用いて、(納得・承知を示して)けっこうだ、よろしい、そのとおりです
2. 文尾に付加的に 〜? の形で(自分の発言を相手に確認して)わかったね、いいね、……だよね

といったような感じ。
ここでは自問自答に近いので、1.と2.の中間くらいでしょうか。

"If Edward can't use alchemy, then he's just..." (「錬金術の使えないエドワード君なんて……」)

を受けて、

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"A little brat who swears a lot" (「ただの口の悪いガキっすね」)

"An arrogant pipsqueak..." (「くそ生意気な豆だ」)

"Useless, just useless" (「無能だな、無能!」)

"Sorry, big brother... I don't know how to follow that..." (「ごめん兄さん。フォローできないよ」)

と、各人の評価が続きます。
"brat"は(子供)の意ですが、ここで用いられているように(ガキ)に近いニュアンスです。"swear"は(悪態をつく)。
"arrogant"は(ごうまんな)。
"pipsqueak"は軽蔑的的に(くだらないやつ、取るに足りない人)という意味なので、ここではちょっときつい訳かも……。

他は平易な表現ですが、まあそれでも人物の評価は可能だということですね。

エドワードのリアクションは、
"You're all picking on me!" (「いじめだー!!」)

(いじめる)は、日本語においてもかなりニュアンスに幅がありますが、英語でもこれに相当する表現はたくさんあります。
"pick on"は(からかうようなことを言っていじめる)というような感じ。
そんなに深刻ではないいじめ、といったところですかね。

fullmetal_02_edo02.JPG


 

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Profile
石動(いするぎ)アキ
外資系製薬企業勤務。♂。

大学病院とその関連病院で臨床中心に仕事してましたが、転機が訪れ、転職を果たして4年目になります。

海外経験0だったのに外資系で働くことになり、30の手習いで英会話の勉強を始めて、現在はTOEIC 885点。それでもビジネス会話が何とかなるというレベルで、日々これ精進の真っ最中。

こちらのブログでは、主に英語の勉強法について綴っていこうと思います。

愛妻と愛息×2との4人暮らし。

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